BLOGヴァーダイトのブログ
2025.10/31(Fri)
Vol.6
第18回全国PH大会に参加して

10月19日(日)、慶応義塾大学病院の会議室で開催された第18回全国 PH(肺高血圧症)大会に参加しました。会場には、名古屋や岩手など遠方から来られた患者さんやご家族の方々の姿もあり、酸素ボンベを携帯されている方や小さなお子さんを連れて参加されている方など、多様な背景を持つ方々が集まっていました。
医学顧問の先生方による最新治療に関する講義は、非常にわかりやすく、参加者の皆さんが真剣に耳を傾けている様子が印象的でした。熱心にメモを取る方、スマートフォンで講義のスライドを撮影する方など、情報への関心の高さと真剣さが伝わってきました。講義の後も先生方は会場に残り、患者さんの質問に丁寧に応じておられました。
PHの中でも肺動脈性肺高血圧症(PAH)の治療薬はこの15年で大きく進歩し、選択肢が増えたことで、かつてに比べ患者さんの予後も改善されてきています。現在も多くの臨床試験が行われており、より良い治療法が一日も早く患者さんのもとに届くことを祈っています。私は、この疾患領域にはご縁があり、長年にわたり情報提供活動に関わってきました。今回の大会を通じて、改めてPH領域に今後も何らかの形で関わっていきたいと強く思いました。



